楽ちんンよあきらめグセを付けちゃえば(他作)

同じことが『負けグセ』についても言えるだろう。
人間、自分の能力以上の力を出して「頑張ろう」とか「勝とう」とするから苦しいのだ。
冒頭の句のようにできないと思ったら早くあきらめ、またこの相手には勝てないと思えば土俵に上がる前からグリコで万歳すると、どれだけ楽なことか!
こう考えると「クセ」は楽に生きるための道具かも知れない。
その他の例では「散らしクセ」
言い換えれば机上やテーブルの「整理しないクセ」だ。
私は就寝するときテーブルの上にたくさんの本や筆記具等を置いたままにして片付けないのでいつも妻から注意される。しかし、その時は『いいじゃないか、明日は早朝起きて同じようにまたテーブルの上に並べるのは時間の無駄だ!』と言ってやる。妻は性格なのかそれでも納得しないようだが、この方が明らかに合理的であり、
生活の知恵でもある。
今の事例はさておいて一般論として
「几帳面大きな無駄を積み重ね」ということもある程度年取れば認識して行動すべきことだろう。