年金の安心説くが皆不安

厚生年金、国民年金など公的年金について「安心できない」「あまり安心できない」と感じている人が合わせて84%に上ることが、日本世論調査会が昨年12月3,4の両日に行った面接による全国世論調査で分かった。
政府が「安心」を強調した2004年の年金制度改革について、国会審議入り直前の04年3月実施の面接調査で、同様に感じていた人は計83%、改正後も不安が解消されていない実態が明らかになった。
一方社会保障財源確保のために消費税を引き上げることについては、反対64%で賛成34%を大きく上回った。