活性化人口維持と布石打つ

地域の活力を保つため中国地方5県は、指標となる「人口」維持に布石を打つ年を迎えた。
国勢調査の速報値(昨年10月1日現在)で減少傾向が顕著になったためだ。
住み続けてもらう「定住」、県外に流出する「社会減」、出生が死亡を下回る「自然減」のそれぞれに対応。
各県は新年度の予算編成で人口減の抑止を大きな柱に位置付ける。
2007年に大量退職が始まる団塊の世代に向けては、県へ呼び戻す「人口」として熱い視線を送る。