ハラハラと心配しちゃう知事祝辞(他作)

紀宮様黒田慶樹さんの結婚披露宴に出席した石原慎太郎東京都知事は、祝辞でフランスの哲学者の言葉を引用して「結婚は、何百万、何千万いるかもわからない男の中で一人、これぞと思う人を生涯の伴侶とする選択であり、一種の賭けだと思います。黒田さんが都庁幹部として大きな業績を重ねてゆく・・そういう素晴らしい「賭けの配当」に都民・国民がご相伴にあずかれることを祈念します」と述べたようだ。我々の結婚式ならば、これだけのあいさつを頂くと「名言」として記憶に残るかも知れないが、皇族の披露宴で「結婚は賭け」だなんて常識外れと言うか、違和感を覚える。意外性のあるのが石原慎太郎の良いところかもしれないが、格式を重んじる皇族にあって、宮内庁石原都知事に祝辞をしてもらうことに何をしゃべるか分からないからためらったかも知れない。そうしゃべった彼をどう見るかは、一人ひとりの都民の判断。石原都知事もハラハラだがそれ以上にハラハラなのは小泉総理ではないか?「天秤に総理と都知事掛けて見る」ハラハラの尻拭い役は前内閣では福田官房長官。どうやらきれいに、尻が拭き取れなかったとあって、今回の組閣では見事外されている。(例えが下品で失礼!)