改革の本丸ニヤリ小泉さん

郵政民営化関連法は14日の参院本会議で与党の賛成多数で可決、成立した。約130年間国営で続いてきた郵政事業は、2007年10月から4会社に分かれて民営化される。小泉首相は「改革の本丸」と位置付けた同法の成立を弾みに、国会終了直後の来月2日にも内閣改造・党役員人事を断行、新たな布陣で「小泉構造内閣」の総仕上げに着手するようだ。
本会議採決は、賛成134票、反対100表の34票差。通常国会で反対した自民党議員20人(離党2人を除く)のうち1人は棄権したが、19人は賛成に回った。