獲るまでは我慢か静かな北朝鮮

北京で開かれている6者協議で、これまでとは違う北朝鮮代表団の静かな対応振りが他国の注目を集めているという。米国などを表立って非難する場面はなく、今回こそ成果を得たいとの意欲の表れという見方もある。ただ米朝間の隔たりは依然大きく、北朝鮮の得られる成果は見えず『我慢している』の指摘があるようだ。昨年2月の会議では『自らの主張を盛り込みたい」と発言し『テーブルをひっくり返した』、同6月の会議では『我々の核兵器計画は米国の対朝鮮敵視政策の産物』『ある部門が核実験によって誇示することを熱望している』などと述べたという。今回は『脅し』や『ののしり』の言葉を控えており静かな対応のようだ。