2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

反発で天引き開始保険料

七十五歳以上の約千三百万人が加入し四月からスタートした後期高齢者医療制度(長寿医療制度)で十五日の年金支給日に合わせ、加入者の医療保険料が天引きされる。 対象者は約八百万人。年金は偶数月に支給されるため、二カ月分が同時に引かれる。次回は六月…

日に三度笑えと医者に勧められ(他作)

『笑い』が健康に効用があることは、最近マスコミで色々言われており今やそのことを知らない者はいない。 日本医科大学リウマチ科の吉野槙一教授の報告によると、 『痛みは感情に左右されてひどくなったり軽くなったりするのが特徴』のようだ。 吉野教授が鎮…

無事終わる聖火リレータンザニア

北京五輪の聖火リレーが十三日午後(日本時間同日夜)、タンザニアの最大都市ダルエスサラームで、多数の警察官らが厳重に警戒する中で行われ、大きな混乱なく終了した。 聖火リレーはロンドンやパリ、米サンフランシスコで、中国政府のチベット暴動鎮圧に抗…

桜咲くだけがこんなに嬉しくて(他作)

日本人って本当に不思議だ。『桜の咲く』ことが本当に嬉しい。理由などどうでも良いがやっと寒い冬が終わって「これで暖かくなるぞ」という『寒さからの開放感』かも知れない。 『桜』は小学校の唱歌にあり、たいていの学校に植えてあるので知らない者はいな…

チベットは内政問題胡錦主席

新華社電によると、中国の胡錦濤国家主席は12日、オーストラリアのラッド首相と海南省三亜で会談し「チベット問題は完全に中国の内政にかかわること」と述べ、外国の干渉を許さない姿勢を強調した。 主席は「ダライ・ラマ(14世)一味との闘争は民族、宗…

グチ聞いて誰も一緒と力づけ(他作)

フフーン、世間ではあまりにも多いこと。私も現役のころ同僚と勤め帰りの居酒屋で『グチ』を肴によく飲んでいた。 元々『グチ』というのは、文句を言いたい相手に対してダイレクトに言わないで、陰でグチグチ言うこと。 気心の知れた小数の友人とグチを言い…

はやヒート衆院補選山口で

十五日告示へ向け自民、民主両党の前哨戦が過熱している衆院山口2区補選は十一日、安倍晋三前首相と小沢一郎代表が応援のため相次いで岩国市入りした。 福田政権発足後初の国政選挙。道路特定財源の暫定税率問題などで揺れる国政を左右する決戦として全国の…

川柳は別に「たかが」でエエンちゃう(他作)

失礼だが作者はこれまで、第一生命が実施しているような面白おかしいだけの『サラリーマン川柳』、言葉で遊ぶ『言葉遊び川柳』や『駄洒落川柳』だけしか鑑賞していないのではないか? この句の意味は「川柳は別にたいしたものではないので、そう真剣に作るほ…

保険料八万五千七年後

七十五歳以上を対象に一日から始まった後期高齢者医療制度で、厚生労働省は十日、加入者が支払う保険料が二○一五年度には全国平均で現在の年間七万二千円から一万三千円増え、八万五千円に上がるとの試算を明らかにした。 七年後に月額で千円強増えることに…

中国の金持ちが買う日本米(他作)

日本の米を食べた中国人は『こんなにおいしい米は食べたことがない』と感動するそうだ。 昨年7月販売が再開になった日本産の米、「新潟県産コシヒカリ」、「宮城県産ひとめぼれ」は中国産の米に比較すると同じ容量で20倍以上の価格。これでも自国の米を買…

福田氏の不満爆発討論会

福田康夫首相と民主党の小沢一郎代表による今国会初めての党首討論が九日行われた。 首相は「ねじれ国会」での綱渡りの国会運営にいら立ちをあらわにし、日銀正副総裁人事案をめぐる民主党の対応に不満を爆発、異例の激しい応酬となった。 低姿勢路線を続け…

病院がもうからないって何かヘン(他作)

『ヘンのようだけどヘンじゃあありまヘン』と詠んでおいて、コメントを始めよう。 病院が儲かっているか損しているかは重大な問題。 日本の公立病院は平均的に100円儲けるのに106円かかっている。 しかし、補助金があるので倒産はないが廃院や撤退は現…

冒頭の句に話を戻そう。

今や『掃除本(片付け)本』は出版ラッシュという。 一寸拾ってみると 1)『スッキリ!―たった5分間で余分なものをそぎ落とす方法』 2)『「片づけられない女」は太る』・・・なるほど! 3)『整理がうまい人の習慣術―この“7つの絶対ルール”だけであなたの…

「掃除本」読んでるだけで片づかず(他作)

この句を読んで私と似たような人間がいるものと思わず笑ってしまった。 私は昔から『ハウツウもの』の本が好きである。昔読んだ本は忘れたが最近読んだものは『定年前後の過ごし方』『幸運を呼びよせる朝の習慣』『人生愉しみの見つけ方』等である。楽しいか…

年金で首相が陳謝参院委

福田首相は7日の予算委員会の集中審議で、年金記録不備問題をめぐり「昨年夏の(参院選の)段階では三月末に全面解決するような誤解を与える説明もあった。過分な期待を持たせたことはおわびしなければならない」と陳謝した。 (4月8日中国新聞抜粋) 『他人事…

ふたまわり疲れがにじむ寿司の顔(他作)

この句を読んで作者は腹が減って回転寿司に行ったであろうに、『ふたまわり』もじっと観察していたとはかなり暇人と思われる。マア回転寿司を若者同様急いて食べると皿数が増すばかりなので、のんびりと詩的な雰囲気に浸りながら一皿ずつ食べるのも悪いこと…

コイ大勝桜吹き飛ぶ大噴火

広島は先発全員安打、得点の圧勝で今季初の連勝。二回に3点を先制し、四回は天谷の1号などで3点を追加。 五回は梵の3ラン、六回はアレックスの満塁本塁打で畳み掛けた。 長谷川は7回3失点で1勝目。横浜は高崎が乱調だった 横 浜000020100― …

何よりも貧乏神はグチが好き(他作)

『貧乏神』とは元々何だろうか?辞書には「人にとりついてその人を貧乏にするという神」とある。 へ〜そんなものも神と呼べるのか? 日本には昔から八百万の神がいるという。 人口が神の数を追いついたのは平安時代とか? (貧乏神とは、人を貧乏にさせると…

もう危険内閣支持が最底に

共同通信社が四、五の両日に実施した緊急電話世論調査で、福田内閣の支持率は26・6%で、政権発足後最低だった三月の前回調査から6・8ポイント急落、初めて30%を割り込んだ。 最近の内閣では、安倍晋三首相が退陣表明した直後の25・3%(昨年九月)に近…

針千本そんな沢山飲めません(他作)

この句は作者が『指切りげんまん、嘘ついたら針千本飲ます』という歌詞に素朴な疑問を抱いて作ったようだ。 その前に『針千本』とは魚の『ハリセンボン』の勘違いではないかとも思われるが、『指切り』の由来から考えると、文字通り『針の千本』であり疑う余…

民主党ついに容認白川氏

政府は日銀総裁人事をめぐり、日銀出身で総裁代行の白川方明副総裁(58)を昇格させ、後任の副総裁に前財務官の渡辺博史一橋大大学院教授(58)を充てる人事案を打診、民主党内では四日、白川氏の総裁昇格への容認論が大勢となった。 (4月5日中国新聞抜粋)

捨てるとき健康器具の重いこと(他作)

買うときには張り切って買ったから重さなど感じなかったが、不要となりいざ捨てるとなると無性に重いということのようだ。 ちょっと知恵を使ったらどうだろうか? ゴミで出すにはゴミステーションまで運ぶのに重いし、粗大ゴミのいくらかの処分代もかかる。 …

運転手刺殺で逮捕米兵を

神奈川県横須賀市でタクシー運転手高橋正昭さん(61)が刺殺された事件で、県警横須賀署捜査本部は三日午後、強盗殺人容疑で、米海軍の一等兵でナイジェリア国籍のオラトゥンボスン・ウグボグ容疑者(22)を逮捕した。 「事実に間違いはありません」と容疑を認め…

定年後金魚がずっとおれを見る(他作)

フフーン、物も言い方のようだ。 本来なら『いつまでも飽きず金魚を見つめてる』と詠むべき状況だろうが、あまり川柳で本心を明からさまにすると、奥さんが『いつまでもボケッとするのはいい加減にしなさい』と、粗大ごみ扱いするので、冒頭の句のように詠ん…

失効で一時凍結道府県

揮発油税などの暫定税率の期限切れを受け、三十三道府県が財源不足に備え、二〇〇八年度道路関係予算の一部を一時凍結することが二日、共同通信社のまとめで分かった。 凍結額は判明分で計約五千七百億円。 栃木や石川などは道路以外の予算にも波及しており…

希望から願望になり絶望し(他作)

この句の背景を推測してみよう。作者の子は小中高、大学と順調に成長。『立派な企業に就職して、30歳前後で結婚して欲しい』のが作者の『希望』だったが、子には全く結婚の気持ちがない。作者はせめて『35歳までには何とか』と強い願望を持ち子や周囲に口に…

厚労相辞任しろと小沢氏が

民主党の小沢一郎代表は一日午後の記者会見で、年金記録不備問題で政府が「公約」違反をしたとして「所管閣僚は責任の重さを痛感し、国民におわびして責任を取るべきだ」と述べ、舛添要一厚生労働相の辞任を求めた。 辞任しない場合の参院への問責決議案提出…

ゴキブリかはかりに乗ったか嫁悲鳴(他作)

「体重」は一日や二日で本人が悲鳴を上げるほど急に増えるものではない。 そういう意味ではこの句は大袈裟だが、誇張が「川柳表現の面白味」につながるということもあるのでOKとしよう。 我が家に嫁はいないが、妻は一寸したことで度々悲鳴を上げる。多い…

暫定税陳謝を笑う時間切れ

揮発油税など道路特定財源の暫定税率の期限が四月一日午前零時で切れ、ガソリンにかかる税金が一リットル当たり約二十五円下がった。道路財源の暫定税率は一九七四年の導入以来、延長が繰り返され、失効するのは初めて。 福田康夫首相は三十一日夕記者会見し…

載ってたね解説してでガックリし(他作)

短詩文芸の中で、詩、短歌、俳句は一般の読者には難しいものがかなりある。 しかし、『川柳』は、本来『一読明快』が求められている。つまり、何の説明を加えることもなく、その句の意味が第三者である読者に素直に理解してもらえるものであることが必要であ…