デコポンて面白いよねネーミング 厚木 山ザル

「デコポン」とは耳にしたことがある程度。
優しい香りの「ポンカン」を父、さわやかな甘味の「清見オレンジ」を母として平成2年にデビュー。その後10年余りで一気にスターにかけ上った果実。
『頭が突き出た』ように確かに面白いネーミングだが、この果物の品種名は『不知火』と言い、全国で栽培されている。実は「デコポン」とは登録商標で、「不知火」のなかでも(1)糖度が13度以上、(2)酸度は1度以下、(3)ＪＡ（全国どこでも）系で出荷していること、の3つの条件をすべてクリアしなければこの名は名乗れないようだ。
ここで一句。
『デコの出る出ないで味は変わらない』

国庫での負担増えるか年金法

衆院本会議は十七日、基礎年金の国庫負担割合を現行の三分の一強から二分の一に引き上げる国民年金法等改正案を与党の賛成多数で可決した。
　法案は直ちに参院へ送付された。
〔４月１７日中国新聞ニュース抜粋）

『国民の負担減るのか基礎年金』〔感想句）・・・不勉強でよく分からないが。

愚痴こぼすうちは反省していない 東京 浅野幹男

このような川柳を読むと私自身現役時代の一時期よく愚痴をこぼしたので今になって反省する。
作家井上靖も『努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る』という名言を残している。
私は上司に対する愚痴は言ったが仕事を怠けた覚えはない。

新日米安保宣言提案か

浜田靖一防衛相が二月に訪日したクリントン米国務長官と会談した際、対テロなど世界規模の課題や台頭する中国に対する日米協力強化を念頭に、新たな日米安保共同宣言の策定に向けた協議を提案していたことが分かった。
複数の政府関係者が十六日、明らかにした。
米側は回答を保留した。
防衛省は日米安保条約改定五十年に当たる来年の発表を模索している。
〔４月１６日中国新聞抜粋）

金あってはじめて生きる５連休 横須賀 二百十日

この川柳は、まるで『貧乏人にはゴールデンウイークなど意味がないだろう』と言わんばかりの句である。
作者に『相応の活かし方ある五連休』と返句したい。
麻生首相が定額給付金をめぐって『さもしい』発言を国民に流行させたため、国民が自信を持って偏見発言をしているのではないか？

はっきり言っておこう『骨休め』と言う言葉もあるのだ。
『骨までも休ませ生きる五連休』・・・金はなくてもゆっくり静養はできる。

認定を早くと提訴原爆症

原爆症認定を申請中の兵庫県と大阪府に住む被爆者計四人が、速やかに結論を出さないのは違法として、国に早期認定と一人当たり約百万円の損害賠償を求めて十五日、大阪地裁に提訴した。
弁護団によると、早期認定を求める訴訟は全国初。
〔4月16日中国新聞ニュース抜粋）
『被爆者も年取るばかり早急に』〔感想句）

お嬢さん」呼ばれカニまで買っちゃう妻坂戸・宮原常寿

魚屋で「お嬢さん」とはやや極端だが、自分では「おばさん」と思っていても「お姉さん」と言われると、ついアジの一匹や二匹買い足したくもなる。
ところで、徐々に年を取る中にあって「お姉さん」と「おばさん」との境目はどこでするだろうか？
難しく言う人は、『自分の年齢を素直に受け止め、客観性を持ちつつ、自分に合ったファッションやスタイルを身につけることが出来るかどうか』であり、それが身に付けれれば『お姉さん』、身に付けれなければ『おばさん』と言っている。

話を変えて、魚屋は大声で客を呼び込み女性に平気でお世辞を言えないようでは絶対勤まらない。
なぜなら、彼らは生きの悪い魚も大声で新鮮にし、女性を『お姉さん』とか『美人』呼ばわりして購買意欲を起こさせるからだ。
60歳前後の客に向かって、『お姉さん美人だからイカを2・3バイサービスしとくから』と言うのは．誰にも言う台詞なのであまり喜ばぬよう。