アホだなと言われてちょっと救われる(他作)

「何故だろう?」と首を傾げたくなる。読む人の思いは色々だろうから、私の勝手な推測を書いてみよう。
作者の業績が上がらないことについて上司が詰めて質問した時、何一つ満足な回答ができない彼に、
最後に「こいつには何を言っても仕方ないな」という意味で「お前アホだな」と言った情景が目に浮かぶ。
言葉は受け止め方次第。
これで出世の道が閉ざされたと悩む人もいるだろうが、作者はプラス思考。
「私に逃げ道(生きる道)を与えてくれたのだから、また、明日から頑張ろう」と思い作った句ようだ。
余談だが、部下も子供も不始末等を詰めるときは多少の逃げ道を開けておくのがベターらしい。
寸分の穴も開けず詰めると後恨みが残るだけ。
『窮鼠猫を噛む』という
「猫に追い詰められたねずみは猫を噛む」のことわざもある。
『アホだなくらいで留めておかないと、何が起こるか分からないということだろう。

世界一野望崩壊ホリエモン

ライブドアグループの証券取引法違反事件で、東京地検特捜部は23日、
同法違反の疑いで同社社長堀江貴文容疑者(33)らを逮捕した。
企業買収などで株の時価総額を拡大させ、短期間に急成長した情報技術(IT)企業をめぐる疑惑はトップの刑事責任追及に発展した。
特捜部は買収先からの数十億円還流や本体の粉飾決算の疑いも解消を目指す。
これで莫大な資産を手中に収め、更に『世界一』を目指すと豪語したトップの夢はついえてしまった。