2006-01-01から1年間の記事一覧

北京への目標果たす金五十

あと2年を切った北京五輪の前哨戦といえるドーハ・アジア大会で、日本の金メダルは目標に掲げた50個丁度 だった。 前回の釜山大会の44個を上回ったが、金メダル争いは中国、韓国に次ぐ3大会連続の3位で幕を閉じた。

心臓じゃなくてハートは頭だろ(他作)

作者は『ハートをつかむ』というような言い方を聞く場合、「ハート=心臓」と直訳するから、こんな疑問を持ったのだろう。 冒頭の句は、作者の硬直した考えで誰もが考えないようなことを考え、作句したところに面白さがある。 『ハート』の意味をもっと大き…

防衛庁今日昇格が決定か

防衛庁の『省』昇格関連法案が参院外交防衛委員会で14日可決され、15日の本会議の成立が確実となった。 1954年の発足から半世紀を経て来年1月には『防衛省』。 「危機的状況に突き進んでいくのではないか」『文民統制の徹底を」。 識者からは懸念と注文の声…

えびす顔したままでする自己破産(他作)

長い間人生をしていると何人か自己破産する知人にも出会う。自己破産しようと腹を決め、あるいは自己破産して肩の荷を降ろしたらから、『えびす顔』ができるのであろう。それまでの過程は、普通の人ならば今にも自殺するのではないかと思うほどの悲壮感溢れ…

減俸でやらせの眼を殺ぐ安倍首相

政府のタウンミーテイング調査委員会は13日、2001年6月以降の敬174回のTMについて、国による71回の大量動員や司法制度改革TM6回を含む計十五回で『やらせ質問」があった実態、1回あたりの開催費が平均1000万円を超える問題点などを指摘した最終報告書を発表…

気に入らんファーストレディという言葉(他作)

『ファーストレディイ』とは国家における最高指導者の妻のこと。 では『セカンドレディは?』と聞かれると、普通言わないために迷ってしまう。 アメリカを例に取ると大統領夫人が『ファーストレディ』で副大統領夫人が『セカンドレディ』。 もし大統領に愛人…

四割強辞職求める藤田知事

藤田雄山広島県知事後援会の政治資金不正事件で、県内有権者の67%が知事の調査は不十分とし、 45%が辞職を求めていることが12日、中国新聞社の世論調査で分った。 知事が打ち出した三ヵ月間の無給処分を妥当としたのは一割余り。 知事選での『対策費』を受…

何してもボケ防止かとひとは聞く(他作)

他人から『ボケ防止か?』と聞いてくるのは、いささか失礼な話。 私は50歳過ぎて時間に任せて新しいことに色々手を出した。 新聞投稿もその中の大きなものだが、知人から『先日の新聞見ましたよ!』と言われることがよくある。 この場合いつも、『ありがとう…

一兆へマルハとニチロ統合す

水産業界最大手のマルハグループ本社と3位のニチロは11日、来年10月1日付けで新たな持ち株会社を設立し経営統合する、と発表した。 少子高齢化が進み国内での水産・加工食品の需要が減少しつつある中、世界的な漁業規制強化や原・燃料価格の高騰など経営環境…

愛してるやらせで妻に言わせられ〈他作)

「タウンミーティングのやらせ質問』に端を発した『やらせ』。 さて、具体策は?と言うと思いつかない。私の妻に『君ならどうする?』と聞いても『マア、プレゼントだろうね』とそっけない回答。 誕生祝や結婚祝をもらっても改めて『愛してる』と言うほど嬉…

難航は必至再開六ヶ国

北朝鮮の核問題をめぐる六ヶ国協議が約一年一ヵ月振りに今月16日にも北京で再開される見通しとなった。 しかし、核放棄や金融制裁をめぐる米国と北朝鮮の意見の隔たりは大きく、再開されても難航は必至だ。

アレ取りにこの用しててアレ忘れ〈他作)

年齢も五十路の大きな坂を越えると誰だってよくあること。私も当然ながらよく経験する。この場合の対処は『アレ』をどこで思いついたか再度『取りに行こうと思った時』と同じ環境に自分を置くことにしている。家の中で当日入った部屋等から順次回ってみる。…

教員の評価生徒保護者から

政府の教育再生会議は8日午後の集中討議で、来年1月の第一次報告に、教員の資質向上を図るため、校長が行う教員評価に保護者、児童・生徒らが参加する外部評価の結果を反映させる制度導入を盛り込む方向で一致した。

世話役を無理に拍手が押し付ける〈他作)

この句を読んで思い出すことがある。私が職場に入って三年後、一年間職員訓練所で訓練を受ける機会を得た。長期訓練なので当初いくつかの役員を互選で決める。ほとんどの役員は互選でスンナリ決まっていったが、最後まで『文集委員』の役員が決定せず、訓練…

天の声不敵な笑みで逮捕され

談合への関与を否定し続ける『トップ』が逮捕された。 宮崎県知事の安藤忠恕容疑者(65)は8日、笑顔をわずかにのぞかせながら任意同行に応じ、取調べでも『そんな事実はない』と否認。 徹底抗戦の構えを見せた。 業者との密接な関係や不透明なカネの動きは…

立ち読みに老眼鏡を出す勇気(他作)

この程度ならまだいいような気がするが・・・・。立ち読みしようとする時、かばん等から改めて老眼鏡を取り出そうとするから真面目な作者には自責の念がしたのであろう。これは書店に入る直前に老眼鏡をかければ何ら問題はない。 時々見かける情景で、気にな…

辞めないが給与カットで三ヶ月

藤田雄山広島県知事の後援会をめぐる政治資金不正事件で藤田知事は7日、自身の処分について来年1月から三ヵ月間、給与を全額カットし、無給とする方針を決め、県議会代表者会議で明らかにした。 11日、開会中の県議会定例会に関連の条例案を追加提案する…

趣味聞かれ塗り絵ですとは言い出せず(他作)

『塗り絵=子供の遊び』という固定観念があるから、こんな句ができるのだろう。 現在、百貨店の文具コーナーや文具店に行くと『大人の塗り絵の静かな流行』を示すように、色々な商品が並べられている。本格的なものは『草花』で、『マンダラや仏画』も人気の…

政権に幻滅既に潮目来る

共同通信社の全国緊急電話世論調査で安倍内閣の支持率は48.6%まで急落した。 安倍首相の指導力にも28.3%が『期待はずれ』と回答。 郵政造反組の自民党復党容認に加え、歴史認識、消費税問題の見解をあいまいにしたまま安全運転に終始する『顔の見えな…

すぐ降りるからとうそつき席譲る(他作)

老人や障害者がバスや電車に乗ると、座席にかけている人が、『どうぞ、すぐ降りますから』と言って席を譲る光景は、現在はかなり減ったようだが昔はかなり見られた。 この句の面白さは『席を譲る』という立派な行為を、あたかも『うそをつく』という悪い行為…

カープ梵使途に戸惑う超サイン

広島の主力選手の契約更改交渉は5日始まり、新人王を獲得した梵英心内野手は1800万円増の3200万円でサインした。 梵選手は初々しい笑顔で、『納得しています。こんな大金を手にしたことがないんで、使い道が分らないです』と言ったという。

金庫キー他の金庫の中にある(他作)

当然過ぎる句だ。 金庫キーをその金庫に保管すると、さし向き扉を閉め鍵をかけられない。 ドライブして時々やる失敗『車内に鍵を置いたまま扉を閉めた状態』同様となる。 現金等重要な物を格納する金庫については、どこの会社・金融機関でも必ず管理責任者を…

造反の復党世論など尻目

自民党は4日の党紀委員会で、野田聖子元郵政相ら郵政造反組の衆院議員11人を同日付けで復党させることを全会一致で決めた。 これで衆院の自民議員は305人に膨らんだ。参院の造反議員についても執行猶予期間の終了を決め、処分を解除した。

ほめようと思った先に自慢され(他作)

よくあること。物の良し悪しの評価は他人がするからこそ価値があるもの。自分が「立派だろう」と他人に自慢したところで、他人は自慢されたような物は一歩距離を置き冷めた目でしか見ない。自慢の対象となった物だけが価値を下げて見られるのならまだ救われ…

違憲から三日後判事命絶つ

3日、午前9時5分ごろ、大阪高裁総括判事の竹中省吾さん(64)が自宅で、首をつっているのを、妻(59)が見つけ、110番した。 竹中さんは住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)訴訟控訴審の裁判長。 11月30日の判決で『拒絶している住民への適用は違憲』とす…

あの人の本性知った緊急時(他作)

情景の事例を挙げると、地震等災害で近くの公民館に住民が多数避難。順次配られるむすびや飲料の食料等あるいは毛布類の寝具等を少しでもたくさんもらうよう、ずるく立ち回ったというのであろうか?意味は違うが、現役時、先輩が『人間の弱さは自分が最も苦…

民間の登用ゆとりの教育を

政府の教育再生会議が来年一月にまとめる第一次報告の骨格が二日、固まった。 いじめや学力不足などの問題に対応するため教員の資質向上が必要だとして、多様な分野で高い専門性を持つ民間の社会人や博士課程修了者を数値目標を設定して一定割合、教員に登用…

世は末か政府までもがやらせかよ(他作)

政府主催の『タウンミーティング』での『やらせ質問』のことである。 政府は発言を依頼した人に『依頼されたことを言わないよう』『棒読みにならないよう』注意をしていたと言う。そして、当然謝礼も。野党4党で調査チームを編成、調査に当たっているが、こ…

残留の孤児に賠償三千万

兵庫県などの中国残留孤児65人が、日本への早期帰国実現や帰国後の自立支援を怠ったとして、一人当たり3300万円の国家賠償を求めた訴訟の判決で、神戸地裁は一日、原告61人について請求を認め、 総額4億6860万円を支払うよう国に命じた。 4人の請求は棄却し…

だんだんとサンタは減ると孫に言い(他作)

クリスマスを控えて先手を取って孫に言い聞かす祖父母の声が聞こえてくるようである。「お父さんやお母さんが子供のころは子供の数が多かったのでサンタさんもたくさんいたが、このごろは『少子化』と言って子供がかなり少なくなったのでサンタさんもどんど…